研修会を開催いたしました!

先日、歯科医師会からの依頼をうけて口腔ケア研修会を実施しました。

8月25日(木)に 「地域密着事業所 まつみ」様にて

9月28日(水)に「駅前 桜寿」様にて

院長とスタッフ4名でおじゃまして、講話や実習をさせていただきました。

 

「地域密着事業所 まつみ」様では、

施設職員様にむけて、

常日頃からの口腔ケアの大切さや意義についての講義と、

二人一組での相互実習を行いました。

お口の中のケア方法・注意点などを確認しながら、

ケアを行う側・ケアされる側の両方を体験していただきました。

 

「駅前 桜寿」様では、

施設ご利用者様ひとりひとりのお口の状態に合ったブラッシング方法や、

入れ歯の清掃方法・管理方法を、

実際に歯磨き・義歯着脱していただきながら、

個人個人にご指導させていただきました。

 

私たち医院スタッフにとっても、

口腔ケアについて見つめなおす良い機会となりました。

日々勉強です・・

 

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もう春ですね・・・

こんにちは

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春の足音が少しずつ近づいてきました。

 

今日、卒業式に向かう親子を何組も見かけました。

 

門出の季節ですね・・・

 

 

進級、進学、就職などなど、

 

周りの環境や自分の立場がガラリと変化する人も多いのではないかと思います。

 

 

当医院でも、年明けくらいから、進学・就職先などが決まり新しい土地での新生活に向けて、

 

お口の中のチェックやクリーニングを希望されてのご予約をいただくことが増えます。

 

 

衛生士として、これまでずっとお口の中の治療や、

 

ケアのお手伝いをさせていただいてきた方々の節目にかかわれることに、

 

感慨を覚える時間でもあります。

 

 

 

新生活を始める皆様の健口とご活躍を心から応援しています。272582

 

 

根の治療って??

こんにちは

 

歯科衛生士の阿部です272636

 

今回は、歯医者さんでよく耳にする「根の治療」の話です。

 

 

初期の虫歯であれば、歯の神経(歯髄)を残したまま、むし歯に冒されたところだけを取り除き、

詰め物(充填)をしたり、はめものやかぶせもの(補綴)をすることが可能です。

 

しかし、より神経に近いとこまで進行してしまうと、

歯の神経自体を取り除く治療が必要になります。

 

また、さらに重症化して歯の神経まで虫歯が進行し、

神経が腐ったり(壊死)、感染を起こしている場合、汚染された根の中を何度も消毒して、

膿や、腐った部分を取り除かなければなりません。

 

これが、いわゆる「根の治療(根管治療)」と呼ばれているものです。

 

 

 

例えば・・・

治療前の状態が↓こんな場合

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このときは歯がズキズキと痛みます。根の中がたくさんのばい菌の住みかになっており、

このまま放置すれば、全体が(歯だけでなく骨も)腐ってしまいます。

 

 

 

~治療の流れ~

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痛みはこの時点で改善されていますが、

ここで中断すると、再びばい菌が住みつき

治療前より悪くなり、骨の中まで膿がたまることもあります。

 

 

 

 

 

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ここで中断すると、柱と歯の境目から

虫歯になることもあります。

また、歯並びや咬み合わせにも影響がででしまいます。

 

      

 

 

 

 

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せっかく時間とお金をかけて治療したのですから

治療が完成した後は、定期的な歯科検診を受けて

歯を大切に守りましょう273608

 

 

 

フッ素のお話

 

むし歯予防効果をうたったフッ素入り歯磨剤

「フッ素」というと、のイメージが強いと思います

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フッ素はもともと自然界に存在する天然ミネラル元素・・・ってご存じでしたか?

土、海水、お野菜、お塩などなど、いろいろなものにもともと含まれているんです

フッ化物のむし歯予防効果が発見されたきっかけは、

ロッキー山脈の麓に暮らす人たちにむし歯がと~~っても少なかったこと・・・

調査・研究の結果、この地域で飲まれていた天然水に

フッ化物が多く含まれていたことがわかりました

つまり、自然が教えてくれた予防方法なんです

 

フッ化物には、大きく3つの働きがあります

  ①フッ化物があると、唾液中に溶け出したミネラルが歯に取り込まれやすくなります。

   つまり、歯が修復される(再石灰化)スピードが速くなるので、その分修復される量も増えます。

  ②フッ化物で修復された歯の結晶は、もとの歯の結晶より硬くなります。

   つまり、歯のバージョンアップです。

  ③抗菌作用があるので、むし歯菌の働き自体を抑制してくれます。

 

歯科医院でフッ素塗布やフッ素のコーティングをしてもらった経験がある方も多いと思いますが、

毎日の歯磨きなどでフッ化物を取り入れることも、

歯を丈夫に・健康に保つのにかなり効果的があります。

毎日のセルフケアに取り入れる方法・・・

それは毎日使っている歯磨剤やガムをフッ素が配合されたものにするだけ。

ちょっと得した気分を味わえる、しかもお手軽な方法です

 

 

 

 

ちまき❤

今日患者さんから素敵なプレゼントをいただきました

 

 

私たちスタッフのために、昨晩9時からこしらえてくださったそうです

笹団子とこの三角ちまきと言えば、まさに初夏、この時期の新潟の名物です

ご夫婦で山に笹を摘みに行くところからはじめるのだそうです

 

全国各地いろいろなちまきがあるようですが、

この三角ちまきは、昔は農家で作業の合間に食べた、新潟県特有の保存食なのだとか・・・

ご覧のとおり三角に笹の葉でまき、お湯で煮た餅米です。 きなこをかけて食します

 

私の実家の三角ちまきは(もう手作りしなくなりましたが)

 ←こんな感じの正三角形に近いものですが

頂いたちまきは細長い・・・  巻き方が違うのだとのこと

「じんどうまき」というのだそうです。

 

患者さんといろいろなお話をしながら、日々、阿部も勉強させていただいております

 

美味しくいただきました   ありがとうございました

 

ガムの効用?!

  新年あけましておめでとうございます

今年も、少しでも皆様の「健口(けんこう)」のお手伝いが出来るようがんばります

よろしくお願い致します

 

お久しぶりです   衛生士の阿部です

 

 

皆様、このお正月いかが過ごされましたか?

阿部は冬休み中の子供たちと、ときに格闘し、ときにまったりと、それはそれは楽しい(?!)お正月でした。

 

そんな冬休みのある日、子供たちとNBA(バスケットボール)を見ていて、

ふと尋ねられました。

「プロのスポーツ選手は、なぜガムを噛みながらプレーをしているの

そんなことしていいの お行儀悪いね

子供にとって、とても不可思議な光景だったようです

皆さんも、トップアスリートがガムを噛みながらプレーするのを見たことがあると思います。

これにはちゃ〰んと意味があります

 

 

身体の動きの出発点は、脳からの全身への指令。

ガムをかむ咀嚼運動は脳の活動を高め、全身の筋肉への情報伝達をスムーズにするため、

筋力や瞬発力、動体視力まで高まることが分かっています

特に効果的なのは、野球やゴルフなど動いていない時間のあるスポーツ

次の動きに素早く対応できるよう、身体をアイドリング状態にして備えられます。

ガムの効果で全身の運動能力が高まることは、

プロ選手も一般の人も、そしてどんな世代でも共通なのだそうです

普段の生活に、是非積極的にガムを取り入れてみてくださいね

もちろんシュガーレスで

 

 

 

ちょっとこわ~い話!?

こんにちは   衛生士の阿部です

先日、興味深い新聞記事を発見したので紹介しますね

 

それは、

『虫歯の原因となる「ミュータンス菌」の一種が、脳内出血のリスクを約4倍に高める』

というもの

大阪大や浜松医科大、横浜市立大などのチームが突き止め、脳出血の予防や治療薬の開発につながるとして注目されています。

 

 ミュータンス菌は日本人の60〰70%が保有。

 チームはミュータンス菌のうち「コラーゲン結合タンパク質」を持っている特定の菌に着目。

 このタイプの菌は日本人の約8%が持ち、脳出血の患者では約30%が保有していた。

 発症リスクは約4倍になる計算。

 菌は口移しなどで母子感染する恐れもある。

 

 特殊な光などで血管を傷つけたマウスに、患者の唾液から採取した菌を投与すると、

 投与しないマウスに比べ脳出血の面積が5〰6倍に拡大。

 高血圧ラットでは約7%に広がった。

 血管の傷に菌のコラーゲン結合タンパク質が集まり、

 血管の修復を妨げ出血が増えていた。

 

 健康な人が保菌していても問題ないが、高血圧やストレス、老化、喫煙などで

 血管が弱ると脳出血を起こしやすくなる。

 チームの和田孝一郎大阪大准教授は、「このタイプの菌を持っていたら、

 生活習慣に気をつけたり、子にうつさないようにするなどの対処が必要だ。

 と話している。

 

                平成23年9月28日(水)新潟日報25面より

 

脳出血を「虫歯菌」が誘発するとは、なんとも衝撃的です

 

お口のケガ ④歯が抜けた!! とき 

こんにちわ02_040   衛生士の阿部です02_045

いよいよ最終回sign03 口腔外傷の対処法シリーズ 第4弾00_006

 

~④歯が抜けた!!00_046

 

dangerdanger抜けても絶望しないことdangerdanger

永久歯はすみやかに植え直す(再植)と、元どおりに生着し機能します

(※脱落した乳歯は、後続永久歯への影響を考え、再植しないのが基本です。)

再植は、脱落後短時間で、しかも脱落歯の保存状態が良好であればあるほど生着率は高くなりますsign03

 

1、すぐに歯を探す

歯の頭の部分を持って拾うことsign01

歯の根っこの部分は触らないようにしてください。

根についている赤い組織(歯根膜)を傷めずに生かしておくことがPoint  sign01

2、砂や大きなホコリをそっと取り除く

水道水でゴシゴシ洗ったりしないこと!

やむを得ない場合は出来るだけ弱い水流で軽く流す程度にしましょう。

水道水では20~30秒が限界です。歯根膜が死んでしまいます。

3、元あった場所に差し込む。

4、落ちないように軽く押さえながら、早急に歯科を受診する。

 

これがベストですが、歯を元の位置に戻せないなら、口の中に入れておきましょう。

頬の内側や、舌のしたに入れるなどして、飲み込まないように注意して受診して下さい。

 

また、やむをえず直後の受診ができない場合は

・専用の脱落歯保存液に漬けておく・・・

各家庭で常備するのはなかなか難しいですよね

学校の保健室などでは備えているようです。

・牛乳の中に入れる・・・

冷蔵庫に入れずにそのままお持ちください。

細胞の生存適正温度=体温です。

・1時間以内に受診できそうならラップに包む・・・

歯根膜は非常に乾燥に弱く、口の外で乾燥させると30分と持ちません。

とにかく湿潤状態を保ちましょう。

 

 

歯の再植では、脱落した歯を元の場所に戻して1~2か月固定します。

(基本的に脱臼した時と同じ処置になります)

ただ、「歯髄」が死んでしまったり、骨や歯根の吸収を合併する確率が高いので、

経過をしっかり見ていきます

そして、適切な時期に根の治療などを開始します

 

こういった処置にも関わらず抜歯に至ってしまったら、かみ合せと審美性を回復させるため補綴します。

 

お口のけがの対応について4回シリーズでお送りしました

お口のケガ ③歯がグラグラするorずれちゃった!! とき

おひさしぶりです02_040   衛生士の阿部ですhappy01

お待たせしました(sign02)  口腔外傷の対処法シリーズ 第3弾です00_006 

 

~③歯がグラグラするorずれちゃった00_044!!~

 

受傷直後は痛みがなくても、後々噛めないほどの症状が出ることがあるので、

早目に受診し、歯の動揺や脱臼の程度をきちんと精査してもらいましょうhospital

 

わずかな歯の動揺(ぐらぐらする)だけなら「亜脱臼」、

歯の位置まで動いてしまった場合を「脱臼」といいます。

 

「亜脱臼」がごく軽度な場合、固いものを噛まないよう気をつけて過ごしていれば、

動揺は1週間ほどでおさまってきます

 

 

 

しかし、歯が変位するような歯周組織への障害を伴う場合には「整復固定」します。

「整復固定」とは、歯を元の位置に戻し、接着剤やワイヤー(金属線)を使って隣接する歯と連結固定して

安静を保つことをいいいます。程度によりますが、2~6週間経過を見ていきます。

固定中に重要なのは、安静と清潔を保つことです

歯周組織の回復のためには、プラーク付着による歯肉の炎症は極力避けたい・・・02_009

なので処置直後は、ほぐした綿棒にうがい薬を染み込ませて受傷周囲を拭いたり、

可能なら歯ブラシによる清掃を徹底して、いつにもまして清潔を保ちましょう

 

 ちなみに、外傷によって歯ぐきの中に歯がめり込んでしまったものを「陥入」といいます。

たいていの場合、自然に再萌出することが期待できるので、清掃と抗菌薬の服用下で経過を見ます。

ただし、乳歯の陥入で後続の永久歯を傷つけてしまっている場合は、抜歯処置になることもあります。

また、永久歯の陥入では、自然萌出は望めないため、「整復固定」して経過を見ます。

 

※写真は「デンタルハイジーン」参照

お口のケガ ②歯が折れちゃった!! とき

こんにちはhappy01  衛生士の阿部です

口腔外傷の対処法シリーズ 第2弾です

~②歯が折れちゃったsweat01!!~

 

「歯が欠けた」・「亀裂が入った」場合、放っておくと、

その折れた部分からの刺激や感染が「歯髄」(俗に言う、歯の神経)を冒してしまうので、

早目の修復やコーティングが必要です。

元の場所に接着して戻せることもあるので、歯の破片は可能なら持参して下さい。

接着が無理でも、人工的に歯を修復する場合の参考になります。

歯の破片は乾燥させないようにしてお持ちくださいね。

   

 

ただし、すでに破折が「歯髄」まで達している場合、強い痛みが生じやすいので早目の受診が必要です。

乳歯の場合、「歯髄」は、後続の幼若永久歯の完成させるため、

そして乳歯を正常に生え換わらせるための重要な組織なので、可能な限り保存するのが望ましいのです。

また、生えかわって間もない永久歯の場合も、歯根が完全に完成していませんし、歯の質ももろいので、

「歯髄」を保護し保存したまま様子を見ることが望ましい・・・

なので「歯髄」を残すためにも出来るだけ早く、少なくても1日以内に診察、治療を受けましょう。

それでも保存が困難な場合は「歯髄」を取り除き、歯根の内部=根管の処置をし、冠をかぶせます。

(歯冠修復にもいろいろな種類がありますので、ご相談ください。)

  「歯髄」が露出しています             

歯が不完全に破折していたり、目に見えない深部で歯根などが折れていることもあり、

時間が経ってから問題発覚することもあります。

ですから、たとえ症状がない場合でも受傷してから2週間~1か月の間に必ず受診することをお勧めします。

※写真はすべて「デンタルハイジーン」参照

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